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サービスを使って推論を行う

サービス(推論)の設定を行うと、サービス機能を使って推論を行う準備が整います。
ここでは具体的に、Windows標準機能のコマンドプロンプトを使った、curlでの推論サービス機能の利用手順を解説します。

サービスを使って推論を行う_1.jpg

まずは、作成した推論サービスの設定を行います。

推論サービスの一覧から利用するサービスを選択し、上図のようなサービス情報画面を開きます。
※推論サービスの作り方は「新規サービスを追加(推論)」をご覧ください。

curlのサンプルコードを確認します。

サービスを使って推論を行う_2.jpg

サンプルコードをそのまま使うことはできません。
次の箇所を実際に合わせて変更します。(curlもPythonも変更するパラメータは同様です。)

1.@your_file.csv
推論に使う現物のファイル名を入力します。
(Curl例:@推論したいデータセット.csv)
(Python例:推論したいデータセット.csv)

  ※推論APIで、MatrixFlowにアップロードされているデータセットを指定する事はできません。
※Pythonではファイル名の先頭に「@」は不要です。

サービスを使って推論を行う_3.jpg

上の図はサンプルコードを参考に、
外部ソフト(Windows標準のコマンドプロンプト)でコマンドを入力しています。
実行環境により、一部サンプルコードと異なる可能性があります。

■コマンドの意味は以下の通りです。
「推論を行いたいデータセット(your_file.csv)」は「▲▲▲タイタニック生存者_推論用(未加工)性別.csv」です。

コマンドを入力してEnterキーを押すと推論が開始されます。

「{“action”: “finishInferring”,~」の返送が確認できたら、推論完了です。

データセットの大きさによっては、推論が終わるまでしばらくかかります。
その際には数分様子を見てください。

サービスを使ってアップロードを行う_4.jpg

推論が終わると、推論結果が表示されます。

表示される値は[Responses]タブに指定されている内容に沿っています。

出力値について詳しくは「APIの返り値について」をご覧ください。

サービスを使ってアップロードを行う_5.jpg

ここではWindows標準機能のコマンドプロンプトを使ってコマンドを入力し、推論サービスを実行する方法を解説しましたが、APIを呼び出すアプリケーションに合わせてAPI URLやシークレットキーなどの設定を行います。