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データの形式について
MatrixFlowで利用出来るデータの形式は下記の通りです。
・CSV(数値データ)
・画像データのZIP
・テキストデータのZIP
■CSV形式データセットの作成例

1.EXCEL等の表計算ソフトで数値データを入力します。
※列と行の種類が一致する様にして下さい。
(列の方が多くなったり、行の方が多くなったりしない事を推奨しています)
※画像では[予測に使う値=赤][学習に使う値=紫][学習に使わない値=灰色]に、
色付けしています。
実際に文字に色付けを行う必要はありません。

2.CSVのデータセットとしてダウンロードします。

3.これで、CSVのデータセット(数値データセット)が完成します。
■ZIP形式データセットの作成例
ZIP形式のデータセットは、フォルダ構造やフォルダ名にルールが決められています。
構造や名前の間違い等に注意をして下さい。

▼画像のZIPデータセットの場合
<フォルダ構造>
フォルダ/imagesフォルダ/列(ラベル)フォルダ/画像データ
1.一番上に位置するフォルダです。
任意のフォルダ名を付けて下さい。(例:学習用)
2.1の配下のフォルダです。
ルールに沿ったフォルダ名を付けて下さい。
・画像の場合 images とする事
3.imagesフォルダの配下のフォルダです。
任意のフォルダ名を付けて下さい。これが列名(ラベル)となります。
その中に列名(ラベル)に沿った画像を入れましょう。
例:Bのフォルダ名を猫にして、
そのフォルダに猫の画像を投入する事でAIが画像を猫として学習します。
猫のフォルダに犬の画像を入れてしまうと、犬の画像を猫と判断してしまうAIになります。
4.1のフォルダをZIP形式に圧縮します。
ZIP形式のデータにすることで、データセットとして使用する事が出来ます。

▼テキストのZIPデータセットの場合
<フォルダ構造>
フォルダ/textsフォルダ/列(ラベル)フォルダ/テキストデータ
1.一番上に位置するフォルダです。
任意のフォルダ名を付けて下さい。(例:学習用)
2.1の配下のフォルダです。
ルールに沿ったフォルダ名を付けて下さい。
・テキストの場合 texts とする事
3.textsフォルダの配下のフォルダです。
任意のフォルダ名を付けて下さい。これが列名(ラベル)となります。
その中に列名(ラベル)に沿ったテキストを入れましょう。
例:Bのフォルダ名をB新聞社にして、
そのフォルダにB新聞社の記事を投入する事で、
AIがB新聞社のニュース(テキスト)をB新聞社のテキストとして学習します。
B新聞社のフォルダにA新聞社のニュース(テキスト)を入れてしまうと、
A新聞社のニュース(テキスト)をB新聞社のテキストと判断してしまうAIになります。
4.1のフォルダをZIP形式に圧縮します。
ZIP形式のデータにすることで、データセットとして使用する事が出来ます。