サービスとは

サービスとは_1.png

※本ページを含む[サービス管理]のセクションは、エンジニア様向けの技術的なご案内が多く含まれます。

MatrixFlowは、SaaS上で提供している各種機能をRESTful APIを介しても実行できます。
RESTful APIをユーザー様がご利用のシステムに組み込むと、MatrixFlowを起動せずに実行できるようになります。

▶「API」とは

Application Programming Interface(アプリケーション・プログラミング・インタフェース)の略で、ごく簡単に説明するとアプリケーションやソフトウェア同士をつなぐものです。
ここでは、お客様が利用されている環境上の「アプリケーションやソフトウェア」とMatrixFlowをつなぐものと言えます。
APIの中でも「RESTful API」はHTTP通信によってWebと対話を行うAPIのため、プログラミング言語による制限を受けずにMatrixFlowの機能を実行することができます。

■ サービス管理画面でできること

サービス管理画面では、RESTful API関連の管理を行います。
具体的に次のことが行えます。

  • サービスの作成
    SaaS版で提供している各機能をRESTful API化し、API URLとシークレットキーを発行します。
  • サービスの編集
    サービス作成の際に登録した内容(レシピや前処理、学習済みAIなど)を変更できます。
  • サービスの削除
    不要になったサービスを削除します。

サービスはベーシックプランご契約ユーザー様のみご利用いただけます。
また、1アカウントあたり30個まで作成できます。

サービス管理画面について詳しくは、サービス管理画面 をご覧ください。

■ 作成したサービスに含まれるもの

作成したサービスには次のものが含まれます。

  • API URL
    生成したRESTful API本体にアクセスするためのURL
  • シークレットキー
    Web接続する際の認証キー
  • パラメータ一覧
    リクエストの実行に必要なパラメータの一覧
  • サンプルコード
    外部システムからAPIを実行するためのコード。curlとPython 2通りのサンプル。

■ MatrixFlowのRESTful APIでできること

作成したサービスに含まれるRESTful APIをお客様が利用されているシステムに組み込むと、MatrixFlowを起動せずに次の機能を実行することができます。

<プロジェクト管理>
MatrixFlowの各プロジェクト管理機能を実行する
(具体的なできることは プロジェクト管理のサービスAPI仕様 を参照)

<学 習>
MatrixFlowでAIモデルの学習を行う、学習の進行状況を取得する、学習を中止する

<推 論>
学習済みAIモデルを使ってMatrixFlowで推論(予測)を行う

<最適化>
最適化を実行する、最適化を再実行する、最適化の進行状況を取得する、最適化を中止する

■ 外部システムの開発を前提としています

MatrixFlowのRESTful APIでできるのは、外部システムから送信されてきたリクエストを実行し、レスポンス(返り値)を返すところまでです。リクエストの送信やレスポンスの受け取りは、外部システムで行うことを想定していますので、それらはお客様側で開発するなどご用意ください。

■ 外部システムからRESTful APIを実行するには

RESTful APIを利用するには、次の準備を行います。

  1. MatrixFlowのサービス管理でサービスを作成する
    MatrixFlowの各機能をRESTful API化するとともに、MatrixFlowにWeb接続するためのAPI URLとシークレットキーを発行します。
  2. 作成したサービスを参照して実行コードを作成し、外部システムに組み込む

サービスの作成、実行コードの作成、レスポンス(返り値)、APIの共通仕様については次の各ページをご覧ください。

<学習>

APIの返り値(学習)

<プロジェクト管理>

・機能が多岐に渡るため、プロジェクト管理サービス API仕様でご確認ください。

<最適化>

APIの返り値(最適化)

▶APIの共通仕様(プロジェクト管理を除く)

APIの共通仕様